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RYOKO SHIMOMURA
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1.子どもの自立心を育てます
1.子どもの自立心(やる気・判断力・選択能力・自己規律力・自己教育力)を育てます
1.子どもの自立心(やる気・判断力・選択能力・自己規律力・自己教育力)を育てます
子どもは本来、そこにあるものに何でも興味を持ち、それで遊び、失敗をし、成功し、学び、智慧を育てていく存在です。子どもの生きかた感じ方をじゃまをしないで、そのまま見つめ、愛し、許していく側面は、子どもを育てていく上で最も大切な係わりです。
親業の能動的な聞き方は子どものサインを大切にとらえ、子どもに何かを言っていくことをひとまず止めて、共感というコミュニケーションで対応します。つまり子どもの問題所有を、親が取り上げないで子どもに返し、子どもが自分なりに出していく答えを大切にしていく対応です。そこで大切になるのが子どものサインを正確にキャッチすることです
石につまずいて転んだ子どもが“泣く”というサインを送ってきました。こんな時、石を叩いて「この石がわるい!」と石のせいにして子どもを慰めたつもりの親を、時々見かけることがあります。親業ではこういうとき、石につまずいて転んだという事実は、その子の問題として、きちんと理解させるのです。
その方法が能動的な聞き方です。慰めることも励ますこともひとまずやめて、ただ子どもの気持ちを受けとめてやります。例えば「痛かったね。びっくりしたね」のように。自分の気持ちをそのまま受けとめてもらうと、子どもは石につまずいたのは自分、という事実を受け入れながら、自分の問題を自分で力強く乗り越えていける力を持っているのです。
つまずいた痛みをわかってくれる親の受容の中で、転んだという事実を自分のものとしてしっかり捉えながら、“智慧”を身につけていくのです。この対応は子どもに判断力、選択能力、自己規律力、自己教育力・・・等の自立心を頼もしく育てていきます。
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